おじぎ草歌詞解釈
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吉井和哉 おじぎ草 歌詞解釈
http://j-lyric.net/artist/a00117a/l02497f.html
読み取り方はひとそれぞれだとおもいますので「こんな解釈もあるのかフーン」くらいにおもっていただければ。
抱きしめるまでに「痛みもモラルもカルマも超え」なければならない、そのくらいの覚悟が要る。
「時空も光も超えて」行くくらい、現実味がない。
制御しきれないほどの情熱や欲望が「丸々燃えて」沈静してから、抱きしめた。抱きしめたときにはもう冷静。燃えカス。
「朝になって帰りました 鳥のように」
吉井は男性を馬に、女性を鳥に例えることが多い印象(スティルアライブの「鳥」も女性だと思う)
なので帰ったのは女性(主人公)のほう。
「あなたに逢いたい夜」=主人公がひとりでいる夜(特定の相手がいない)
あなたがわたしの「身体に触れたい夜がもっと続けば」呼んでもらえる。呼ばれたら抱きしめに行く。
「痙攣を止めて 摩擦を止めて」
わたしを気持ちよくする必要なんてない。あなたに気持ちよくなってほしい。
(痙攣しているのは主人公。自分がこんなに気持ちよくて、相手が気持ちよくなっているかが気がかり)
「わたしは愛の重さとかはどうでもいい」
強がりでもなんでもなく、あなたに愛されるとは思っていない。誰かに愛されるなんて思ったこともない。
わたしが「あなたに逢いたい夜がもっと続けば」
あなたが「傷つきたくない夜がもっと続けば」
あなたが「一人でいれない夜がもっと続けば」
わたしはあなたを傷つけたりしない。わがままも言わない。望みがないから。
わたしがあなたに逢いたいと思っているうちに、あなたがひとりで乗り越えられない夜があるのなら、
また呼んでくれたら抱きしめにいく。呼ばれることで満たされるので、それ以外はどうでもいい。
あなたが何らかの理由ですこし苦しんでいる、それが続けばいい。これが、超えなきゃいけないカルマ。
やさしいふりをして、相手を救えるつもりになって、相手の苦しみにすこし感謝さえしながら抱きしめるから。
「わがまま言わない眠り草はXYZ」
「答えを知らないおじぎ草は眠るのに」
=相手が何を考えているのか知らない、知ってほしくないのだろうとおもっているから聞かない。
わたしのことをどうおもっているのかも問いたださない。愛されないことの確認はしない。
抱き合って眠りたいだけ。他はどうでもいい。