MUCC逹瑯JACK IN THE RADIO2015/3/18吉井和哉
吉井「ありがとうありがとう呼んでくれて。なんか最近興味なくなった?俺のこと。連絡くれないしー」
逹瑯「いやいや、おれずっと作詞していて」
吉井「3年も~?」
逹瑯「いやいや最近なんですけど(笑)」
逹瑯「いまちょーーど会ってたくさんお話聞きたいところだったので」
逹瑯「去年ですね」
吉井「あれ聴かせてもらったんだけど、めっっっちゃよかったよあれなにどーやってるの」
逹瑯「どーやってって」
吉井「こっち?」
逹瑯「こっちですこっちです」
吉井「ひとが苦労してアメリカ行ってるのにサラッとこっちでやっちゃって」
逹瑯「むこうってどうなんですか、空気感というか、会話は」
吉井「会話は基本超能力(笑)音楽のことは話せてるつもりだけど日常会話はぜんぜん。通訳さんいるよ」
逹瑯「ソロって、バンドはどうやって決めているんですか?」
吉井「ミュージシャンね。ヨシーファンクJr.では日本でやってるバンドメンバーにやってもらって、(中略)
バーニーって知ってる?僕の神、ジャパメタの帝王なんだけど。
下呂温泉の出身で、お父さんが和太鼓の師範で、幼いころから剣道をやっていて警察からスカウトが来たくらいの。
ファンクって体臭って意味なんだけど、黒人のドラマーと日本のイカ臭さ!ふんどしくさいお尻のかんじ。
そんなバーニーを合体させたらものすごいケミストリーを生んだの!route69とか迷信トゥゲザーとかね」
逹瑯「なんか自由ですよね。選ぶところから遊びが始まったりとか愉しんでやっているのかなって」
吉井「冷たい言い方をすると、僕のメロディとことばがあれば演奏は誰でも。プレイができる人ならだれでもでもいいんじゃないかなってスタンスで作ったかな」
(山田孝之のドラマのあらすじは省略)
逹瑯「今回のアルバムなんですけど、先に詞だけ読んでいて、この詞にこのメロディにはまるんだ!っていうのがすごいおもしろくて。
Hattrick'n と You Can Blieveっかな。歌詞が好きで。かんがえさせられるなって。
これが曲聴くと言葉遊びになってるんだって気づいてびびったんす」
吉井「ははは。そこなんだぁ」
逹瑯「言葉遊びから広がっていくかんじなんですか?」
吉井「くせで、良くも悪くも。ダジャレ的な音の乗せ方を意識しながら歌詞にするのがくせなんだよね」
逹瑯「あと!これは勝手な個人的な解釈なんですけど、route69が、吉井さんの、音楽人生の歌なのかなって(慎重な口調だった)」
吉井「さすが!さすがです(拍手)」
逹瑯「ですよね(ひかえめ)」
吉井「最近気づいたんだけどね。昭和歌謡にロードムービーをあわせたような曲なんだけど。
今回のアルバムのキーワードはルーツなんだけど、routeってルーツだなって。
69年って僕3歳なんだけど、三つ子の魂っていうけど、人間としての記憶が始まるのが3歳なのかなって。
魂が始まったときから50年近くたって、振り返りの曲なのかなって。結構重要な曲だったわこれ」
逹瑯「吉井さんに質問なにかあるかなってかんがえて、イエモン復活しないんですかって聞きたかったんですけど、
この曲聞いて、あ、やーめた、って。なんか無粋だなと。知りたくないなって。すごい考えさせられる曲でした」
吉井「表現者ゆえに感じるものがあったんだね(うれしいそう)」
【(Everybody is)Like a Starlight】
逹瑯「ひさしぶりの新譜がポーンって出るよーってとき、クリアでびっくりしてるひとが多かった気がするんですけど、
アルバムの最後に聴くクリアはほんとの意味でクリアだなと」
吉井「そうだね。エンドロール的な曲にしましたね(くしゅって笑ってた。うれしそ)」
逹瑯「初日って緊張しますか?」
吉井「しますよ。マネージャー陣に肩を抱えてもらって『だいじょうぶですか!』って」
逹瑯「ほんとですか(笑)」
吉井「『もう帰る!』『ダメです!』みたいな」
逹瑯「ハハハ。楽しみにしております」
吉井「スルーされた!くくくっ」