幸福論

ライヴレポート、独りよがりな歌詞解釈、イベント参戦の記録 THE YELLOW MONKEY・吉井和哉・L'A・金爆・MUCC

MUCC 「THE END」@代々木競技場第一体育館20140923

オープニングSEはこのツアーで対バンしたみなさんの曲。

喧嘩上等とかシドのエナメルとか、で、5時開演の予定を15分すぎて、そのときかかっていたのはローラの傷だらけ。

周りのムッカーさんたちが振りをちょこちょこやってたり、これ曲いいよねーってお話されているのを聞いてにやける。

座席に括り付けられていたLEDは腕に巻き付けて振ると吹っ飛んでいきそうで気が散る笑

ローラの傷だらけをちゃんとさいごまで流して、スタート。

01. THE END OF THE WORLD

鍵盤のひとにピンスポ。近くに炎がゆらめいている。

それぞれ薄い幕に「THE」「END」「OF」「THE」「WORLD」と映し出されていて、

ヴォーカル第一声の瞬間に「THE」の幕が燃え上って、幕のむこうから逹瑯登場!

ひゃああ、なんてかっこいいの!なにこれ!

「END」でさとちん、「OF」でゆけ、幕がボッ!と燃え上って現れるのすてき。

みやくんも「THE」で登場。みやくんの幕は炎がすこし大きくて派手だったー。

さいごに「WORLD」が燃え上って、もうすっかりムックのペース。安心してゆだねられる空気。

02. ENDER ENDER

ラルクアンシエルでいうところのfate、ボンバーでいうところのデスメンタルでよく使われる緑のレーザー。

ダンスフロアのよう。きみはフロアを泳ぐ熱帯魚ですよ。

二階席の、手を伸ばせば天井に届きそうなところから見下ろすレーザーはふしぎな景色でした。

脳内には無条件に、てててーてーててーが鳴り出すよね!(fate

03. Ms. Fear

04. G.G.

すんごい歓声があがったよ、わたしもだいすき、くちびるでからめとって~のところで泣いた。抱かれたい笑

05. 謡声(ウタゴエ)

06. ガーベラ

わたしがちゃんとムックの音源を聴いたのはウタゴエからなのできゅんとしたぁ。

2006年天嘉ぶり。

07. World's End

隣が空席で、そのとなりのひとが好みのノリかたをしていて、いっしょにモッシュ

スペースに余裕があってとてもたのしい。

スタンドから見下ろすアリーナ指定席ですらモッシュが発生していたよ、さすがです。

08. Tell me

09. 999-21st Century World-

10. WateR~369-ミロク-~WateR

WateRって吉井和哉ぽいなーとおもっているのですが、たぶんI want you I need youにノリが近い。似ているわけではないけど。

369ではミラーボールと照明でダンスフロアみたいになった。

みやくんが背中をまるくしてギターをぎゅぎゅぎゅーと弾く姿がかっこよかた。

11. 未完の絵画

12. メディアの銃声

13. JAPANESE

この3曲のつなぎ方、とってもよかった。

メディア~でみやくんに鍵盤が用意されて、ラルヲタ的にはわああああMy Dearああああああと懐古厨まるだし笑

もちろんけんとは比べようもないくらいおじょうずです。

JAPANESEでは天井をスクリーン代わりに、手書きの歌詞が映し出される。

この技術と手間のかかった演出にこころが震えました。

札幌ではほぼほぼ高音が歌えてなくて、今回遠征してでもこの曲をもう一度聴きたかった。

高音の出し方を習得した様子でした、裏声じゃなく、太いまま、すべて流す前に、の「え」を発声していて頼もしかった。

MC

逹瑯「おれ今日口を開けば余裕だしか言ってないからね!さとちなんかね、ゲロ出るほど緊張してる」

さとちん、ドラムで情けない音を笑

逹瑯「もう平気しょ?」

さとちん、ドラムで複雑そうな音。

逹瑯「スゲーいい景色をありがとう。」←ちょうちょうイケボ!ここで泣けたなぁ。

14. ニルヴァーナ

15. Hallelujah

16. 風と太陽

レモンライムみたいな緑と黄色の照明がまぶしい。

17. 咆哮

これも歓声があがったなー。「球体」が人気なのかな。声出し曲はすっごく楽しいし一体感半端ない!

18. Mr. Liar

いちおう曲の合間だけだけど、必死でメモを取っていたら、お声かけさせてもらったとなりのひとに、「ぜんぶメモしてるんですか?」って聞かれたよ。

さすがにぜんぶはむりだけど、たとえばMr.Liarではみやくんのマイクが入ってなかった、とメモしたよ。

あの掛け合いが聴けなくて、からだを動かすタイミングがうまくつかめなかった。

さいごのさいごでみやくんのマイク復活したー。くやしいね!

19. 死んでほしい人

生オーケストラ!あの、北スタンドにいたんですね。

ここでやっと、席撒きLEDが光りだす。無人の北スタンド席にも装備されていて、ちゃんときらきら光ってる。

さよーならー、おやーすみー、のリズムでその明かりを左右に振るひとはスタンド席にしかいなかったよ、さすがムッカー!

バラードでひかりものを振りたくることほど憎悪の対象はないんだけど、ほんとにだいきらいなんだけど、

アリーナ席のムッカーさんは誰一人左右に振っていなかった。すばらしいな。

もちろん色とりどりに輝くLEDは美しくてよかったの。ただ左右に振るのがとても滑稽で。

そもそも「死んでほしい人」でそんな動きできるわけがない。

悲しくて優しくてきみに会いたくて、と逹瑯が、あんなに悲痛な声で歌うのに、ひかりものを左右に振れる気がしれない。

もーすてきだった。いい曲いい声、滑稽なファンは少なくて、いい景色でした。

曲がおわると、毎公演スクリーンに映し出されてた、「FUCK」とか「END」などの文字から「FUTURE」が残って天井に。

終わりの先には未来が待っているの…!わああああ!(鳥肌)(感動)

<アンコール>

サブステージ、ちょうちっちゃい。

さとちんのシンバルにぶつからないように、なのか、透明のパーテーションがドラム前にあったよ。

20. オルゴォル

逹瑯「ムッカーにピーされるムックをたのしんでってねー!」

このピーされるって表現ちょう気に入ってなんども言ってた笑

21. 空と糸

これも歓声。おおお球体…!猫とか犬とか出てくるムックの曲は外れがない。(exママ)

22. ホリゾン

逹瑯「もうすぐ寒くなるからね、これからの季節にちょうどいいこの曲もリクエストもらってたみたいでね」

原曲より音下げてたようす。ホリゾントもだいすきなのですが(ゆけ曲!)音源とちがっていてノリかたをつかめず。

楽しかったけどね!

23. 流星

まおくんーリクエスト通ってる笑

2008年のヴォーカルリレー、にゃんまおよかったよね。

24. 大嫌い

会場から笑いが起こってた笑

みんなで歌えてたのしー

MC

逹瑯「長いようであっという間だったよな。3月からこのツアー始まってさぁ、いろいろあったんだけど、

始めた当初はまさか「きみにめまい 微炭酸Peachって歌うことになるとはおもわなかったもんね!」

ゆけ「うぉうぉいえー!」

客「うぉうぉいえー!」

ゆけ「いぇいぇいいぇいいぇいぇい?」

客「うぉうぉうぉうぉ?」

ゆけ「サバイバルダンス!笑!15年くらいまえに、代々木、グローブ見に来たんだよね。

ジャンル違うけどグローブでビラまいて。ねぇ15年前におれからビラもらってくれて、きょう来てるって人いる?」

さすがにいなかったー。おもしろい話だ。

ゆけ「いい景色。初めて見た。ありがとう。代々木でガラケー卒業するっていってたけど、まだまだガラケーの砦です!」

みや「イエー!おれはこのまえここにルナシー見に来た。ちょうどあのへん(いまのステージの組み方だとド上手、

ふつうの組みかただと逆最前のあたり)でみたんだけど、とおいの!で、今回横に使ったんだけど、見やすいね。」

逹瑯「みんなの顔見えてるよ」

みや「新木場公演でじーちゃん死にそうだーって話してたけど、そのじーちゃん死んで」

逹瑯「リーダーすげぇなまってねぇ?」←たつもつられて若干なまってる笑

みや「葬式いってきた。いや、へんな空気になってるけど(しんみりしちゃった笑)96歳で、大往生だから。ちゃんとお別れいえて、

こうやってMCでネタにできてよかったなぁと。

おれのプロデュースTシャツが届いたのがちょうど葬式の15分前くらいで。写真撮ってTwitterにあげたら、

なんでバックが柿畑なのってきかれたけど」

逹瑯「柿畑とはわかんねーだろ」

みや「柿畑なのあれ茨城。で、ああして写真撮って、着替えて、喪主のあいさつ的なのやってきた(喪主だったのかよ!)」

みやくんずっとずっとなまってた。去年の札幌ワンマンでもみやくん、前日まで地元でDJやっててぐずぐずになまってたんだよね。

おめぇ、歌詞に茨城弁つかってすげえな!って地元の友達にいわれたーってMCだったの。ハニーの、~でしょうよ、が方言らしー。

さとち「じぇじぇじぇー♪じぇじぇじぇと、ゲッツと、がんばれーってMCを、7月にかんがえてた。8月につかおうとおもったのに、

8月はMCなかった(泣)幸せになりたかったら、おれのスイカケース買ってね!」

逹瑯「なんかの勧誘かよ笑」

逹瑯「台風バンドなのに、台風来なかったね。今日そこの渋公でダウトがやってるから、ダウトのおかげかな?

(フッていじわるそうにやさしく笑って)みんなのおかげか。最後に写真とっていー?」

カメラマンさんは対バン相手のご紹介でご縁のあったジョンさん(?)同い年!

客がフー!って湧いて、

逹瑯「どっちの意味だよ?」

わたしたちもどうリアクションしたらいいのか笑

写真撮り終えて、最後のブロックにほんとうに進行しようとした逹瑯が、大事なことおもいだした!って、

逹瑯「ともだちがきてくれてまーす!」

ムック登場(*´ω`*)もふもふー♪

ムック「どうせならさっきの写真撮影のときに呼んでくれたらよかったのにー」

たしかに笑

7か月にも及ぶ戦争の終戦宣言と、表彰を。名前を呼ばれたら、大きな声でお返事してねと。

逹瑯へ「大好きな辛いものをがまんして、のどをいたわり、毎回手書きのアンケートもがんばりましたね」

みやへ「ツアーと並行してアルバム制作お疲れさまでした!」

ゆけへ「毎公演ごとにブログを更新してえらかったね!」

さとへ「7か月間ずっとずっとドラムを叩きつづけて、ほんとうにおつかれさまでした!」

こんなような表彰。さいごにムック、「ハグしましょうハグ~♪グフフ♪」ってハグを要求していたのね、

その声音はハイドがドラえもんを真似てする、「しずかちゃん、グフフフフ」ってやつに近かったです。

逹瑯はもふーって抱き着いて、ゆけさとはいたわるようなハグで、リーダーがね、さいごっていうかオチだったんだけど、

ぴょこん、って飛びついて、ムックがリーダーの腰を支えられていたらかんぜんに抱っこできてたわああああって滾りました笑

<ダブルアンコール>

25. 前へ

26. MAD YACK

27. 蘭鋳

28. 故に、摩天楼

摩天楼もLEDライトとレーザー、銀色の紙吹雪が七色のレーザーとミラーボールにきらきらしていてもう胸がいっぱい。

楽しかった、ほんとに行ってよかった。また行きたい。

今回代々木を横に使って、席を半分使わないってことはそれだけ収益が見込めないわけじゃないですか。

代々木公演でチケット代が¥5,569よ、安すぎるでしょう、いくら語呂合わせでも(おなじ語呂合わせならハロウィンナイトがいかに残酷か)

チケット代が良心的で、あんなにすてきな演出をぜいたくに惜しげもなく披露してくれて(炎もレーザーも席撒きLEDも生オケも)

こんなにすてきなバンドがあって、長年続いていて、これからも続くなら、もっとこのひとたちの音楽を聴きたいなぁとおもいました。

今回のアルバムがとってもよくて遠征を決めたわけですが、次の音源によってはきもちがどうなるかわからない、けど

それがとても自然だとおもうので、心の琴線に触れたらこちらも惜しげもなくお金を落としますので、

これからもMUCCさんが音楽活動のできる環境が続くように、応援したいなぁとおもいます。

パンフとシリコンバンドとさとちんのパスケース買ったよ。

場合によってはムクマニアファミリーほしいよ、どうしよう…!

以上、お読みいただきありがとうございました(*´ω`*)