GENIUS INDIAN TOUR 2007@月寒グリーンドーム 2007/10/4
アルバム聴かずにいきました。
どれだけ聴き取れるかなって。
好きになれるかなって。
ぜんぜんね、杞憂に終わったよね。
だいすき。天嘉伍くらい泣くかなって覚悟したけどわりと許容範囲内でした。でも立てなかった。おしっこがまんしてたから。
泣き所ももう。想定の範囲内。
あたしのことばはほんとうに、彼によく似てた。はじめてあったのにね。
MCもストーンズの替え歌もメモったからちゃんと書き直します。書き直しました。
セトリネタバレ。ご注意あそばせ。
2007/10/04 吉井和哉 GENIUS INDIAN TOUR 2007
チケットはソールドしませんでしたね。
スタンドの上の席。ガラッと空いてた。
ふだんは中古車市とか陶器市とかやってるんです。グリーンドーム。
駐車場が広くて無料なので、気軽にいけます。
やきとりとかの屋台がでてた。
背中に羽をいれたおんなのこがいたな。ですと?←そんなこといったらすどうげんきくんも…(彼はレッチリか)
客層は、たぶん10代ほとんどいなかったとおもいます。
ナオトとかBPNもぜんぜん見かけなかった。ああー。L'ライヴしかいったことなかったから新鮮でした。
すんっごいきれいで細いひとばっかりでした。おねぇさんが多かったかな。おとこのこも。ロビンににてる男の子がいっぱいで癒されたよ。
本編。
白幕がステージを覆ってる。
1.蟻が地中を走り回る映像。
幕が落ちて。
2.オネーチャンが踊る映像。
3.WEEKENDER
マイクスタンドに寄りかかる体勢で。
サラリーメンはぜったいこの歌だいすきだよね。
凡庸は大嫌いだけど。日常をあいせる気になるの。大好きな歌があれば。それだけで。
好きな歌を口ずさむだけで。
週末はどこへでもいけるし、どこにもいかずにいることもできるから。
4.紫照明のえっちくさい曲。上海?
5.赤い照明。悪魔?きえないで。いわないでルーザー
マイクスタンドに抱きついて、つきとばしてた。
暗転の間に回収に来るスタッフ。
6.無理に笑うのはよせ。
ハンドマイク。
7.CALL ME
泣き所。ああこれ聴けるんだって。
風転のイメェジなのなぜか。主体性のないおとこ。
求められれば、全力を尽くしますよと。
できることならしますけれど。
きみが。求めないなら。それまでだから。
自分のことしか考えてない。じぶんのきもちは、ここにはない。
だれでもよくて。求められるなら。
一方通行の感情は、ひとと交わってもなお。一通。
MC
えー、元気でしたか。
相変わらず、慎ましかったですね(苦笑)
(客のりわるいんです。ほんとすんません)
今日は吉井の新しいもっこりを。
おとなもっこり。もっこりいうなっ!(ひとりつっこみ)
もぉ~、アメリカンもっこり(上手ギタとニヤニヤ)
……それでは。
森と宇宙へいきましょう……
このひとのライヴで描く物語がね。ずるいの。言葉少なに誘うから、いつの間にか迷い込んで。
'94ジャガーハードペインなんて。ほんとにすごかったもんね。
「大日本帝国!(略)……戦地では、黒い雨が。降っていた……」
だもんな。
今回もすっかり。森に迷い込んで。
8.みんなに死んだらいいなとおもわれるピーナッツ。
なんでピーナツ。こっち向いてかわいいピーナッツ。を思い出したけど曲がそんなじゃなかったぞ。
アコギ抱いて。
吉井公式サイトのあの絵がスクリーンに。
9.シュレッダー
からだのふるえがとまらない。
CALL MEを好きな理由とおなじで、ちょっとちがう。
だってね。深く深く交わって重なり合った、あとの、話なのよ。
けっきょくそこなのよ。
たどりつくのが、そこなんだと、おもったら。
「そばにいて。すぐに来て。すぐ行って」
もうね。そんなわがままさえ湧き出ないのもう。
いやだよ。いやだよって駄々こねて引き止める、衝動ももう。
何も見えない。相手の顔も、きもちも、じぶんのきもちも、もう。
10.聖なる海とサンシャイン
泣き腫らした目のまま、下手ギタがなんか聴いたことあるフレーズ弾くからあわわわって。
H嬢。H嬢。このブログもサイトも小説も、もう見てないんだろうけど。あなたのことをおもいだした。
太陽が、海に抱かれて、その熱を逃がすさま。
11.I WANT YOU I NEED YOU
札幌ー!オマエがほしい!
ステージでうつぶせて、ころんと一段おちてきた。寝転がったまま、足をぱたぱたさせて。
バカにつける薬ください。
長い脚を交差させるように歩きながら、客を指差して、オマエ、オマエって。その煽り。30前のころからぜんぜんかわってない。A HENな飴玉とかあのへんのうごき。
客席が沸き立って、ぎゃんぎゃん盛り上がってきたよ。
12.空は青い。なくして知った。世界は閉ざされたまま。
MC
いいかんじじゃないすか!
年々よくなるな!
よし!今日はもうみんなでススキノにいこう!
えー。今回のツアもね、洋楽カヴァーしてます。
オアシスのね、すごくすてきな曲があるんですけど。カズもっこりが詞をつけてきまして。
聴いてください(にっこり)
13.オアシス「Don't look back in anger」/
チキンライスによく似た~
世界一になれるなら
この体いらないから 神様
ぼくにやさしさがあるなら もう必要ありません。
悪気なんかないのに、人を傷つけて
空の青さを呪った。
そう、シャレにならない出来事の多さ
もっと奥へ放て!
1997年の10月はロンドンにいた。
ケンジントンで流れたこの歌が大好きさ
家族は仲良しかい?
イジメとかにあってないかい?
君が大事にしているものほど
これから更に奪われていくだろう。
でも生きていかなくちゃ
(ここらへんで泣き崩れちゃってメモ不可能)
14.ストーンズ「Let's Spend The Night Together」/
道を聞くならおまわりさん~
すしを食うなら静岡(とスクリーンに映っていたけど吉井は北海道って歌ってた)
アポロに乗ってみてぇな
アフロヘアにすんのどうだ
おまわりさん。
かなりやべぇなすげーな
年を取ったらわかるんじゃない
死ぬ意味とかわかるんじゃない
アソコが立っちまった
かなりやべーなすげぇな
それはサビの歌詞じゃん
名はなんと申すのじゃ
そなたが好きじゃ
ベイベー
明らかにその頭変だ
俺は海外でしかやんない
マジメに聞いてよおまわりさん
レッツスペンドザナイトゥゲザー
残さず盛っちゃってな
(以下略)
15.バナナとマンゴーのひわい映像
ストーンズのおばかな替え歌ですっかり盛り上がってこのシモねたにも大うけ。大爆笑。会場大盛り上がり。うまいよ吉井!
「スタンドー!透明人間にも負けないぜ!」
うあっ!胸が痛い!(スタンドの空席への自嘲)
16.精子が泳いで受精して地球ができた映像(PainPainPain)
MC
ええー。どうですか。
えーあのー。楽しいです。イエッ!(やけくそふうみ)
ファーストアルバムと今作、ゆってることが同じと気づきました。
そんなデビューアルバムから、冬にぴったりの暗い曲を一曲。
17.Sweet Candy Rain
吉井のソロに興味はなくてもイエローモンキーをあいしていたやつならうっすらきいたことあるんじゃないかというあの曲です。
あれれ。もっとなんか。メロディちがくないか?
っておもってました。当時。
もうもどってこねぇのかな、とも。
ことば回しも妙な違和が付きまとって、すなおに吉井と認められなくて。
だって暗いと思えなかったんだ。当時。
この日。聴いたら。
すこし、せつなかった。あなたがそういうなら、そうなのねって。
そう表現したつもりなのねって。なんとなく。上から。
18.馬が走り回る映像
19.Winner
20.しゃいん~?エタニティ~?
きみたちに会えて良かったぞ。
へんなオッサンだけどよろしくね。
アンコール
鍵盤のおとこのことお手手つないで登場。
ぼくたちはこのたび結ばれました。やっぱりオトコがイイわ!……なんだ!ドン引きか!
えードウモ。ムーディ勝山です。(白スーツだから。そっくり)
……いや。真似しねぇよ?笑
今日はわたしのリサイタルへようこそ。
わたしのムード歌謡を……(いいながら可笑しくなったみたいでくつくつ笑ってた)
仙台ではやらなかったのでナイショにね。(ひそひそ)
その代わりふたりでやります。
DVDみたり、去年のツアきた人はわかるでしょ。
アンコールになると盛り下がるんだよおまえたちわっ!
21.バッカ
鍵盤とふたりで登場した段階で、もう歓声が上がってた。
これはなぁに。雪国だからなの?とってもやさしいクリスマスソング。
サンキューキスミー。指相撲。
あたしのなかではMERRY X'MAS以上のクリスマスソングなんてないとおもっていたけど。
うるっときたよ。どうしようって。
こんなふうに韻を踏まれて。からだが震えないはずないのに。
上になったりしたになる、聖なる夜に。
ああもう。
ばっか、の、高音が、ぎりぎりで、苦しげで、こっちまで胸が。苦しくて。
当たり前じゃん。泣くよ。
MC
……ちょっとおれいまうるっときちゃった(照れ笑い)
えー。きょうはほんとうにみんなありがとう。
2月にまたね。ゼップツアがあるんで。
よかったらまた会いにきてください。
バンドのメンバーを紹介します。
えー。まだバンドには名前がないんですけど。このまえみんなで飯食ってたんだけど。空気の読めないやつばっかりで。
バンド名。KYバンド!
ドラムス。キノヒロシ。きのもっこり!
ベース。ミウラジュン。じゅんもっこり!
下手ギタ。クサカベマサノリ。マサもっこり!
上手ギタ。ジュリアンコリエル。じゅりもっこり!
鍵盤。ツルタニタカシ。鶴もっこり!
22.雨雲
お疲れ様でした。
客電ついてそっこうトイレに駆け込みました。
行ってよかった。
L'ライヴとちがって、曲の合間に合いの手が入るの。
それこそはいどさんがいってたみたいに、高音やビブラートがうまくいくと歓声があがって。
仲直り。
好みじゃない曲は、イエローモンキーのころからあった。
ソロになっても。好みとそうじゃない曲はある。
キャラクターに萌てるわけじゃないけど、曲は。詞は、どうしたって惹かれるし、わたしの血肉だとほとんど再確認できたから。
楽しかった。ありがとう。